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物流資機材あるある?
シートパレットを含めてみた場合、パレット体積はどのように整理できますか?
薄型パレットとされている通常パレットは110㎜高さ程度が一般的で、特殊なもの(エネオステクノマテリアル社提供Uパレット)に45㎜高さのものがあります。それに比して、シートパレットは1.0㎜〜1.5㎜程度の厚みにありますので、30倍〜100倍にもおよぶ省スペース効果が期待できます。パスボーダーでも、通常パレット比4倍〜5倍の省スペース化が期待できます。
プッシュプルは操作が難しいと言われていますが、その原因はなんですか?
最も大きな原因は、通常のフォークリフト操作と真逆ともいえる操作感覚が生じるためです。プッシュプルという名称から、貨物を推し引きするものとの理解が定着していますが、貨物の視点からすればフォークリフト側が前後進しているため、この感覚のズレが習熟を要求します。言葉で説明しても???という感覚にあると思いますが、
1、当社が提供するプッシュプル操作講習を受講された運転員の100%が「そんな簡単なことでプッシュプル操作が楽になるとは思わなかった!」、「自分の思い込みが作業を難しくしていたとは!」とプッシュプル操作が本当は難しいものではないことを理解されました。
2、作業に合わないプッシュプルアタッチメントを使っている事です。その作業に合ったプッシュプルアタッチメントを選択することで運転員の負担をグンと減らすことが出来ます。
現場の声としては
海外の自社工場からの製品輸入にシートパレットを検討したいが、海外での支援は可能か。
日本国内での検証作業を完了し、シートパレットあるいはパスボーダーをご採用いただけると確認できましたら、貴社海外工場でのご支援は実費負担にて対応可能です。まずは、国内での検証作業を動画に収め、海外工場と共有化することで、課題を抽出し、その解決策を国内外で共有することをお勧めいたします。タイ、インドネシアにおきましては、現地側にパートナー企業がありますので、事前のヒアリング作業も容易であり、迅速性は高められると考えます。
コロナ禍以降、web会議も一般化しましたので、現地側も交えたミーティングへの参加も可能です。海外での操作技術習得支援ですが、これもお任せください。上述のとおり、海外工場でのご支援を実費負担でお受けする際には、運転員への習得支援も無償(追加料金が発生しないの意味)にてご提供いたします。
検証作業にはなにを準備すればよいのか。
事前の情報提供として、ローラーフォークを装着するフォークリフトの仕様をご案内ください。ローラーフォークは、フォークリフトのISOⅡ型キャリッジに装着して使用するため、フォークリフト側の仕様確認が必要なためです。
次に貨物が必要となりますので、個ユニットのサイズ・重量およびユニット化した場合のサイズ・重量をご教示願います。
検証作業では1,100㎜⻑さのローラフォークを使用しますので、万全とは言えませんが、安全には最大限注意しますので、ご安心ください。
ローラーフォークの納期はどれほどですか?
通常5か月とご案内しています。
当社が販売するローラーフォークは、オランダに所在するMeijer Handling Solutions社製で、受注生産のため、⻑い納期を必要としています。プッシュプルフォークリフトの納期もおよそ5か月程度と聞いていますので、ほぼ同期間にてご用意できるものとお考えください。
一方で、検証が完了しても、それから約半年近くもお待ちいただくのは恐縮と考え、ご注文品がお届けできるまでの短期貸し出し用にレンタル用ローラーフォークを準備していますので、ご安心ください。サイズは1,200㎜⻑に限定されますが、およそ95%の貨物は問題なく作業できる⻑さです。状況次第では、レンタルいただいている機材をそのままお買い上げいただくことも可能です。
ローラーフォークのメンテナンス費用はどのていどでしょうか?
ローラーフォークにメンテナンス費用はほとんどかかりません。もともと油圧等による作動機構がなく、ローラー等に著しい欠損等がなければ、機能しますのである意味メンテナンスフリーとなります。これまでの事例でも、スペア品としてローラーユニットを準備していたところ、30年近く出荷がなかったとのデータを確認しています。また、補修用の部品出荷の実績としては、先端部分のパーツが何らかとの衝突により破損したことによる交換用出荷が確認できたのみで、それ以外には全く部品交換・修理が確認できていません。なお、インターネット上では、当社が販売する以外のローラーフォークを見受けますが、ローラー配置、先端部からのスロープの取り方等に明らかな差異を認めますので、作業性には十分以上の検 証が必要と考えます。