シートパレット作業の新たな選択肢
ローラーフォーク
プッシュプルアタッチメントがシートパレット導入の妨げとなるケース等に対し、新たな操作機器としてローラーフォークが開発されたことで、シートパレットを断念するケースも減りました。
フォーク内部のローラーコンベア機構が、フォークリフトの前後動を貨物の搬送力に変換することで、シートパレットの荷役作業を可能とした新たなツールです。
ローラーフォークは、開発時の想定がシートパレットの床面作業とされたため、プッシュプルアタッチメントの機能を完全に置き換えるものではありませんが、以下のお困りごとに関しては解決策になりえるものと考えます。
・新規フォークリフト(=プッシュプルフォークリフト)の導入が困難である
・通常パレットの荷役作業と兼用である。
・段崩し作業が不要なので、プッシュプルアタッチメントは過剰である。
なお、段崩し作業に関しては適正な天面養生材を選択することで、ローラーフォークでも可能となりましたが、作業にはコツがあるため、是非とも当社にご相談ねがいます。
ローラーフォークの諸元
・ⅠSO2型フォークリフトキャリッジに装着可能
・フォーク幅210mmで、プラスチックパレットの操作可能
・根元部のヒンジ機構によりローラーコンベア機構の接地が容易に
・フォークリフトからの油圧供給不要で、即時に作業可能
・⽖⻑さは1,100mm〜1,400mmまでご用意